6月18、19日、3年に一度の民生委員視察研修が行われました。6年ぶりでした。
石巻市大川小学校を訪れることも研修の一つでした。2011.3.11東日本大震災で大川小の児童74名、教職員10名の方が津波にのみこまれて犠牲になれました。この地を訪れて語り部さんよりこの時のお話を伺うことにより当時のすさまじさ、言葉では言い表せないほどの苦しみ悲しみがあったことを痛感しました。
またその後、南三陸町民生委員の方々と震災当時の様子その後の取り組み、現在の活動の取り組み等意見交換をし研修をする事が出来ました。
南三陸町の民生委員・児童委員の皆さま大変お世話になりありがとうございました
南三陸町民生児童委員との懇談会
石巻市大川小学校を視察
去る6月26日から7月17日までの間に町内の各小学校・中学校との懇談会が行われました。
学校の様子をお聞きしたり授業参観をし、その後各委員が疑問に思っていること等情報交換しました。(6/26 醸芳中学校)
7/8 半田醸芳小学校
7/9 伊達崎小学校
7/16 睦合小学校
7/17 醸芳小学校
去る11月17日に開催されました第77回福島県社会福祉大会の席上、民生委員児童委員としての功労(在任期間が15年以上)の功績が認められ、福島県社会福祉大会会長表彰を受けられました。
宍戸さんは、「地域の皆さんの福祉のお手伝いをすることができるのも健康でいられるおかげだと思います。褒められ感謝されることはこの上ない喜びです。これからも体の続く限りお手伝いしたいと思います。」と話されていました。
桑折町と国見町民生委員・児童委員の交流会が、57名出席のもと11月14日(水)4年ぶりに開催されました。
児童養護施設福島愛育園の園長遠藤嘉邦氏と主管兼里親支援相談専門員鈴木文氏から「児童養護施設の役割について」「里親支援について」の講演があり、その後懇談会があり下記の意見が出され交流を深めることができました。
【参加した民生児童委員の声】
・里親制度という言葉は聞いたことはあるけれど詳しくは知りませんでした。こんなに少子化だと騒がれているのに、児童養護施設の入所者に人数は減っていないこと、しかも入所理由のほとんどが親などによる虐待によるものと聞いてショックを受けました。
・里親になろうと考えた方々はどういう理由、きっかけでそう思ったのか?
・民生委員・児童委員のなりて不足、委員になったきっかけ、二期目でもコロナによる行動制限のためまともに活動ができなかったです。 (下半田地区 渋谷晴美)
・里親制度について、大きな責任を負うことがあり自分が引き受けることは難しいしハードルが高いと感じました。今回愛育園について知り、状況を把握することができたことは大変良かったです。
・民生児童委員については、長く継続することで活動が深まるので、1期だけでなく長く務めてほしいです。
・活動する中で迷うことがあれば先輩の委員に相談し、独りで判断しないでほしいです。(後々、そのことが責任を問われることもあるので。) (前屋敷・道林地区 亀岡和美)
今年度は、新型コロナ感染症も5類に移行したこともあり、一人暮らしの高齢者を対象にシニアいきいきの集いが復活、担当民生委員が希望を取りまとめ、10月に実施されました。
① 観光コース(米沢方面) 36名 川西ダリア園鑑賞
② 温泉コース(松川浦) 37名 講話「高齢者のための健康な食生活について」
③ まごころ弁当 271名 希望された方々にお届けしました。
観光コース、温泉コースでは、民生委員も参加お手伝いをし、ゆっくり温泉に入ったり、会食をしたり車窓からの景色を眺めながら秋の1日を皆さんに過ごしていただくことができました。また、まごころ弁当も美味しく召し上がっていただくことができました。
桑折町佐久間みちる管理栄養士による講演 (温泉コース)
まごころ弁当配布事業
お一人お一人民生委員が配布いたしました
桑折町内でも、認知症高齢者のひとりあるき(いわゆる徘徊)による問題が顕在化しています。
事故などが伴う危険性もあり、早期発見が必要です。そこで、実際に認知症高齢者役が町内を周り声かけ訓練を行なわれ、民生委員も参加いたしました。
認知症と思われる人を見かけた場合の見守りや声掛けの方法や見守りQRコードの使い方を確認したり、捜索チームが認知症高齢者を捜索し、声掛けを行い、発見した場合には、包括支援センター、警察、コールセンターへ連絡する一連の訓練は、実際に遭遇した際にとても役立つ訓練でした。
令5年7月7日、今年度、第73回社会を明るくする運動の街頭啓発をウエルシア、Vチェーン、桑折駅、醸芳中学校前で行いました。
醸芳中学校前
桑折駅
醸芳中学校前
桑折駅
昨年10月19日(水)令和4年度第91回全国民生委員児童委員大会において、桑島地区担当の菅野哲郎委員が永年勤続民生委員・児童委員(10年)表彰を受けられました。
この度の表彰おめでとうございます。菅野委員は平成23年4月から現在まで長年にわたり活動に務められています。
菅野哲郎民生委員・氏家清道・紀子様
浅野キミエ様・斉藤洋子民生委員
蓬田洋子民生委員・菊池イツ様
佐藤カツヨ様・斉藤祐子民生委員
桑折地区担当
睦合地区担当
睦合地区担当
伊達崎地区
半田地区担当
半田地区担当
誰もが支え、支えられる地域づくりを目指して
役員を中心に、34名の民生委員・児童委員が一つになって見守りや福祉相談事業を展開していきます。
私たちは、地域の身近な相談相手です。
あなたのお近くにも民生委員・児童委員はおりますので、気兼ねなくご相談ください。
私たちには、『守秘義務』がありますので、相談の秘密は守ります。
会 長 亀岡 正幸(西町)
副会長 亀岡 和美(前屋敷・道林)
副会長 渋谷 晴美(下半田)
幹 事(桑 折) 菅野 哲郎(桑島)
幹 事(睦 合) 渡邉ヨシ子(上成田)
幹 事(伊達崎) 斉藤 祐子(中屋敷・大畑・吉沼)
幹 事(半 田) 國分 征子(追分1.2.3)
監 事 鈴木 順子
監 事 佐藤 文惠
民生委員名簿⇀★
今年度、桑折町民生委員協議会事業について、下記に基づき、活動を行います。
基本方針
私たち民生児童委員は、住民ニーズの「つなぎ役」 として町、社会福祉協議会、および多くの 関係機関・団体等と連携・協働して、任された地域の訪問活動を積極的に実施し、地域住民誰もが安心して暮らしていけるまちづくりを目指します。
また、本利は民生委員制度創設100周年という大きな節目の年であります。このような中、国が進めている地域福祉や児童福祉法の改正に対応できる体制の構築が全国的に進められており、本町の民生委員活動もそれにあわせて取り組んでいくこととします。
重点目標 1
地域の定期的な訪問活動を通して孤立や孤独の防止、高齢者や低所得者などへの相談 ・支 援、健康管理への目配り気配りなど安心して住み続けることが出来る地域社会づくりに努めま す。
重点目標
2
民生委員・ 児童委員および主任児童委員の活動において、子育て世帯が抱える不安が軽減 されるよう努めます。
重点目標 3
民生委員一人一人が魅力 ・ やりがいを感じ、 充実した活動が継続できる体制を目指します。
重点目標 4
災害時要支援者支援活動に関する指針に基づき 「災害時一人も見逃さない運動」を支援・ 協力します。
重点目標 5
地域福祉の充実のため地域活動を支えてきた多くの団体と連携・協力します。
重点活動方策 1
「生活困窮者自立支援事業」に基づき、新しい福祉課題を抱える住民の発見に努め、関係機 関との密な連携強化を図ります。
重点活動方策 2
任された地域の訪問活動は、「お互い様」と感謝しあえる関係を築くため、常にひとこと声掛け で双方向の人間関係を構築します。
重点活動方策 3
高齢者の孤立を防ぐためサロン活動等をとおして町内会および社会福祉協議会と協力し、連携・協働によるまちづくりに努めます。
重点活動方策 4
民生委員活動がよりスムーズに充実感が持てるようにしていくため、勉強会・研修会に積極的に参加します。
重点活動方策 5
主任児童委員および学校などとの連携により、虐待等の問題を抱える子供の支援に取り組みます。
重点活動方策 6
定例会時に委員同士が話し合える機会を増やし情報収集に努めます。
重点活動方策 7
包括支援センターとの事例検討会に定期的に参加し、難しい案件は関係機関も含め全体で対応します。
重点活動方策 8
民生委員が地域に存在する意義等を住民にPRし、活動しやすい体制をつくります。
重点活動方策 9
町内会や消防団及び警察署との連携協力を一層図るとともに、防災・避難訓練等にも積極的に参加し、安心して済み続けることができる地域社会づくりに努めます。
民生委員法に基づいて厚生労働大臣から委嘱され、それぞれの地域において地域住民の立場から高齢者や心身に障がいをお持ちの方等の相談に応じ、福祉制度の紹介やアドバイスを行います。
民生委員はこんな活動をしています。
児童福祉法により、民生委員は児童委員も兼ねており、妊娠中の心配ごとや子育ての不安に関するさまざまな相談に応じて支援をします。
児童委員は、こんな活動をしています。
児童委員の中から厚生労働大臣が指名します。児童福祉に関することを専門的に担当します。児童福祉関係機関との連絡・調整を行うなど、民生委員・児童委員と協働して、児童福祉分野での活動を行なっています。
主任児童委員はこんな活動をしています。
現在、桑折町には34名(定数)の民生委員・児童委員及び主任児童委員がそれぞれの区域を受け持ち、活動しています。
なお、民生委員・児童委員、主任児童委員は、法律で個人の秘密を守ることが義務付けられており、相談内容などを口外することはありません。
お困りなことがありましたら、民生委員・児童委員にお気軽にご相談ください。
お住まいの地区の民生委員・児童委員・主任児童委員の連絡先がわからないときは、桑折町社会福祉協議会内の民生委員事務局(電話 024-582-1155)または桑折町役場健康福祉課地域福祉係(電話 024-582-1133)へお問い合わせください。